2013年8月25日日曜日

小豆島ぶらりひとり旅、、

湯舟の水と千枚田


 日本の瀬戸内海にある小豆島(しょうどしま)にいってきました。夏は海に山に見所満載!! 2年前にいった記憶を頼りに、「自転車で日帰り旅行」という無謀な弾丸ツアーでした。今回の目的はズバリ「弘法の滝」の水を飲みにいくこと。予定では、
  • 8/13 自宅発(21:15)→ 三宮まで自走 → フェリー発(25:00)
  • 8/14 小豆島着(6:10)→ 島内巡り → フェリー発(23:00)
  • 8/15 三宮着(5:00)→ 自宅まで自走
という睡眠不足覚悟の日帰りツアーです。(実質フェリー泊2夜)
 果たして、その結果は...

◎ ◯ ◯ ◯

ちょっとしたプライベートビーチ気分

 小豆島に着いた頃にはすでに足に疲労感がありました。が、そんなことはお構いなし。まずは、海を満喫するために、島の西側にある小さな岬を目指しました。そこは、観光客もいないのどかな場所で、1時間ぐらい海に浮いていました。心地よい浮遊感を身体に刻み、さあ、目指すは「弘法の滝」。

◯ ◎ ◯ ◯

 快調に山道を進んでいると、急に頭がふわふわしてきました。
「さっきの余韻かな?」
と思いつつも自転車に乗っていると、ついにへばってしまいました。
「ああ、これが例のあれか、熱中症か...」
終わった。やめるのも勇気と思いつつ、たどり着いたのは千枚田。ここでお昼ごはんを食べながら涼んでいると、すごく落ち着きます。里山の自然もいいものですね。もうちょっと頑張ることにして、「弘法の滝」を目指すことにしました。何度もへばって、木陰でお昼寝をしたりして、ようやく目的地につくことにできました。


以前、偶然たどり着いた「弘法の滝」


 ガイドブックにも載ってない山の奥ですが、ここの水はウマさ、冷たさともに天下一品。頭から水をかけると、言葉にできないほどに気持ちがいい。自転車でくると、おいしさとありがたさが100倍感じられるので、体力と時間の許す方にはおすすめですね。ただ、熱中症には十分ご注意を!

 2年前に出会ったおばあちゃんも元気そうで、今回はおじいちゃんと新しい家族(柴犬)もいて、まったりした時間を過ごすことができました。


「暑い。早く毛皮をぬいでしまいたいものだ。」

◯ ◯ ◎ ◯

 山を下りてからは、観光する気力もなく温泉で夜までのびてました。あとは、帰るのみ。港までの道中、夏の風物詩の花火がやっていましたが、意識を呼び戻してくれるどでかい目覚ましぐらいにしか感じられませんでした。
 自宅に着いたのが8/15の10:00ごろ。それまでの記憶がおぼろげで、まあ、無事!?家についてよかったね。ただ、一番驚いたのは1日で体重が5kg減っていたことかな。(鏡を見たら、体型がやせ型からやつれ型になってた。)

◯ ◯ ◯ ◎

 以前から「水」を意識することがありましたが、浮遊感として体の外から受ける感覚と、飲むことにより体を潤す感覚が色濃く意識することができました。要因のひとつとして熱中症という身体的にも意識的にも極限の状態で、「水」という対象に向かえたことがうまく作用したのかもしれませんね。旅の副産物としては大収穫です。

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